アウトライン②

 まず、コメントをくださいましてありがとうございます。おかげさまで、アウトラインの弱い点に気が付き、面白い点を指示していただいた。
 アウトライン①と同じことを伝えたいと思う、つまり現在の日本の精神病の支援は不足で、ファッション以外に生き辛いことを伝えられない若者のために増やす必要があるということである。コメントのおかげで病み可愛いというトレンドの原因を説明しなかったことに気が付いた。トレンドの原因は「メンヘラちゃん」というキャラクターの創造であるが、トレンドのイデオロギーの原因を具体的に説明するのは難しい。私が議論したいのは病み可愛いとメンヘラファッションは人々が一般的に避けていることを自由に表すので、セラピーの要素が含まれていることである。そして、確かに病み可愛いはトレンドなので帰属意識やグループの要素があるが、グループとして日本の精神病の規範を抗議していないと思われる。主に個人的な生き辛さを少しだけ解放するためという目的があるのではないかと考えます。
 その理由でこのトレンドは日本のみである。確かに日本以外では病み可愛いやメンヘラファッションが好きな人がいるが、日本の特別な精神病の支援の不足と繋がっているので他の国ではこのトレンドが普及していない。他の国と比べると、日本と同様に自傷や死をファッションに含める一方で、精神病について全く対話しない国がないのではないかと思うからである。

 「メンヘラファッション」のカタカナに関して非常に面白いコメントをいただいた。すなわち、カタカナの言葉はたいてい元々日本ではないことを表すということである。上に述べたようにメンヘラファッションは日本のみのトレンドだと思う。しかし、日本では精神病は一般に認められないので「メンヘラ」、つまり精神病というのは日本ではないことだとされるかもしれない。これは非常に面白い課題だと思うので、さらに詳しく考え込みたいと思う。

Comments

  1. よくできました!「すなわち、カタカナの言葉はたいてい元々日本ではないことを表すということである。」この文は特に面白いと思います。筆者が思うに、将来メンヘラファションや病み可愛いの影響で、日本人の精神病についての姿勢が変わっていくでしょうか。それに、このファションは元々原宿のファションですか、国中に自発的に広がていますか。筆者の分析を楽しみにしています。

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  2. このプロジェクトのメリットをよく見えます!
    しかし、気になるところがあります。
    まず、日本でのセラピーの状態を少し述べた方がいいと思います。現在の状態や得手不得手も含めて説明した方がいいと思います。
    そして、筆者は「ファッション以外に生き辛いことを伝えられない」と言いました。本当にそうなんですか?すみませんが、ファッションなどに関してそんなに詳しくないので、ファッションで生き辛さを伝えようと思ったことないです。筆者はなぜ特にファッションでこのことを伝えられるかのを述べたら、最も強い発表になると思います。
    本当に面白い発表になると思います!よく出来ました!

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  3. 「病み可愛い」は本当に面白いトピックですね。Youtubeにvideoもありますよね。精神病についていう事が難しい環境で、それを「可愛さ」と結びつけて表面に出すのは本当に面白い現象だと思います。あなたは「個人的な生き辛さの解放」としての側面を指摘していますが、その通りだと思います。
    この「病み可愛い」の歴史的背景(「原宿系」からの発展)や、関連する現象との関係も明らかにすると、「病み可愛い」がより明らかになるのではないでしょうか?ゴシック系のファッションや、ビジュアル系のファッションとの関係はどうでしょうか?ビジュアル系のバンドでも傷や、包帯などの表象が用いられてきたように思います。
    これからの記事も楽しみにしています!

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